活動紹介

第27回青年フォーラムを開催

【作成日:2014年02月26日】

 九州電力総連は、2月22日(土)~23日(日)に、佐賀県佐賀市のアバンセにて各県電力総連より青年26名の参加のもと、 『昨今の電力関連産業を取り巻く情勢を理解し、青年委員としてできることを考え、単組を超えた交流を持てる人材育成を図る。』をテーマとし、①グループディスカッションによる「食を取り巻く状況の変化と情勢」および「食に関する基礎技術の習得と実践」②「電力システム改革」と電力関連産業の変化について「第27回青年フォーラム」を開催しました。

 1日目は、調理班より「『食』を知ろう!」と題して、全ての生活の基本になる「食」を通して自分や世界が置かれている状況を認識し、意識を向けられる人材育成を目標に講義と調理実習を行いました。 始めに、一度は聞いたことのある「食物の成分やTPP、GDP」について講義を行い、「食」の大切さや現在の状況、国が進んでいこうとしている食産業などについて参加者全員で共通認識に立ちました。その後、グループに分かれて、それぞれのグループで用意したレシピから九州各地にある銘菓を決め、参加者が自律的・自発的に生活の質を向上させ、さらに「食」に興味を持つよう、調理実習を行いました。 

 2日目は、勉強班より「電力システム改革」をテーマに座学での知識習得のあと、グループワークにて、「電力システム改革を行うことで、電気料金は本当に安くなるのか?」や「電力システム改革が実施されると、私たちの仕事と暮らしはどのように変化するのか?」など、4項目に関してグループ論議を行い、各参加者の思いや考えをまとめ、全員の前で発表することで、現状の電力関連産業が直面している問題に対して共通認識を持ちました。また、各参加者が自らの考えで、自らの言葉で伝えることは、周囲の様々な人々へのメッセージ発信力の向上にもつながったものと思います。

  フォーラムの締めくくりは、組織内議員である山下しんじ佐賀市議会議員に「政治の目線からの現状」と「青年委員が今やらなければならない事」をお話しいただきました。3年前の参議院議員選挙時の若い世代の投票の状況や各議員に相談、お願いできる内容、今後周囲の人たちに伝えていかなければならない事が鮮明に理解できたと思います。 実質1日のフォーラムでしたが、単組・県電力総連の枠を超えて交流を図り、「食」の大切さを知るとともに、これからの電力関連産業の将来について語り合う貴重な機会とすることができました。参加者の皆さんの今後の更なる活躍に期待いたします。

  • スタッフのみなさん
  • 調理体験(九州の銘菓)
  • 電力システム改革を考える
  • 慣れないながらも頑張ってます!
  • 美味しそうにできました!?
  • 日頃から「食」に興味を持ちましょうね