バナーで活動応援!

全てに優先する安全衛生活動の充実

九州電力総連は、災害ゼロに向けて「安全は如何なる時も、全てに優先させる」を基本姿勢に、引き続き、職場安全衛生一斉点検の完全実施と労使一体となった安全意識高揚のための取り組みを実施しています。その中でも2つの活動については、バナーを活用した取り組みを展開しています。
 車両運転時の「55(ここ)(ち(ち))11(いい)運転」運動の取り組み」など自らの意識付けに向けた教宣活動を引き続き実施し、職場で共に働く仲間の安全確保を念頭に災害ゼロをめざした取り組みを展開しています。
 「一声かけ、安全あいさつ運動」の展開による職場コミュニケーションの充実をはじめ、過重労働のチェック強化による健康・メンタルヘルス管理の徹底などが図られるよう教宣・支援活動に取り組んでいます。

「ここちい運転」運動
(5分) 早めの準備 (5分) 早めの出発 (1M) 手前での停止と車両距離の確保 (1秒) 早めの合図
5511を心がけることでゆとりある運転により交通災害を防止しましょう。
「一声かけ、安全あいさつ」運動
労働災害やメンタルヘルス不調を未然に防止するためには、一人ひとりの安全衛生意識の高揚とこれを協力会社を含めて全体を共有する職場風土、「何でも話し合える」明るく風通しの良い職場づくりが必要不可欠です。このため、職場の組合役員が率先して「おはよう」「御安全に」等の声かけや挨拶を率先して実践する事とします。

『スマイルデー』・『スマイルサンデー』の取り組み

女性活動委員会・男女平等参画推進委員会は、平成21年に「ワーク・ライフ・バランス(仕事と家庭の調和)」達成の手段の一つとして産別全体でノー残業デー・必ず休むウィークを展開することを執行部に提言しました。ノー残業デーや必ず休むウィーク運動については、それぞれの単組でそれまでも取り組んでいましたが、発注側企業から仕事の要請を受ければ受注側企業は運動の展開は無理であり運動が定着していないとの意見が多かったことから、九州電力総連全体での取り組むことを提言しました。

九州電力総連は、その提言を受け産別運動として取り組むことを執行委員会で確認し、年4回の統一ノー残業デーを「スマイルデー」、月に必ず一度休むウィークを「スマイルサンデー」と呼ぶこととし、企業側にも理解を求め運動の定着を推進しています。

2023年度 スマイルデー(ノー残業デー)
2024年 8月 8日(木) 親孝行の日 (「ハハ(88)・パパ(88)を大切に」の思いを込めて設定)
2024年11月15日(金) 家族の日 (家族の日(11月の第3日曜日)前後の「家族の週間」にあわせて設定)
2025年 1月17日(金) 育児の日 (毎月19日の育児の日から、いい育児(119)の日を設定)
2025年 5月15日(木) 国際家族デー (国際連合の定めた日、家族の絆を深めるべく設定)
スマイルサンデー(必ず休む日)
  毎月第3日曜日

イリスウィークの推進

電力総連では、「年間総実労働時間短縮」の取り組みの一環として、「イリスウィーク運動」を展開し、年次有給休暇の取得促進をめざすとともに、安全対策や健康増進、さらには心身のゆとりの観点も含めて、運動強化期間を設定して取り組んできています。  長時間労働や様々な要因からくる、精神的・肉体的ストレスによる心身の健康障害を未然に防止するためにも、連続休暇の取得で心身をリフレッシュさせ、ストレスを予防・軽減させることが重要となっています。また、家族とふれあう時間や自己啓発など、充実した時間を過ごすことは、心の健康にも有効です。  なお、「イリス」とは、ギリシャ語で「虹の女神」を意味し、1週間(7日間)の連続休暇を7色の虹に例え、「イリスウィーク」とネーミングしています。

【運動の目的】
連続休暇の取得により、総実労働時間の短縮だけではなく、酷暑期・厳冬期の安全対策、メンタルヘルス対策、地域・社会・家庭とのつながりの強化、心身のゆとり豊かさを実感できることを目的として取り組みます。  休暇は、働く者の心身のリフレッシュと疲労回復をはかり、労働力の維持増強につなげることを目的としていますので、連続で休むことで休暇の効用をより発揮させることとなります
【運動の期間】
運動期間は『2023年4月1日~2024年3月31日』までの通年とした上で、夏季安全衛生推進運動を展開する7月~9月と、冬季安全衛生推進運動を展開する12月~2月の期間を「イリスウィーク運動強化期間」と設定し、キャンペーンなどを実施することでメリハリをつけて取り組みを促進いたします。
【連続休暇の考え方】
「イリスウィーク運動」は、ネーミングの由来にあるように1週間(7日間)の連続休暇を取得する運動ではありますが、要員事情や業務上の特性などから、1週間の連続休暇取得が困難な場合も想定されます。従って、連続休暇日数の考え方については1週間を基本としますが、1週間が困難な場合であっても、運動の目的を踏まえ、極力連続休暇が取得できるよう運動の展開を進めます。
九州電力総連では、交替勤務等の勤務形態の関係や長期の連続休暇の取得が難しい職場等においては、まず、土日・祝祭日をからめて3日、4日連休など短期の連続休暇取得に向けて計画的に取得できるようすにするためのルール作りを推進しています。