厳しいときだからこそ労使がいったいとなろう! 2013年度 労使懇談会開催!
【作成日:2014年05月12日】
5月9日(金)15時から大分県湯布市「七色の風」会議室で、2013年度「労使懇談会」を加盟単組労使103名に参加していただき開催しました。 主催者を代表して久保会長から「2014春闘は、本日段階で半数程度の単組が妥結している。これまでは、電力や関連企業を見ての交渉が多かったが、自社の経営状況や今後のあり方をみて自力・自決で対応してもらっている。春闘は、点では無く線である。さらに面となってもらわないといけない。さらなる自力・自決の対応をお願いしておきたい。安全については、5月2日に残念ながら死亡災害が発生した。原因分析と情報共有化、さらには再発防止をお願いしておきたい。また、来年は統一地方選挙が実施される。政治活動の重要性をご理解いただき、職場の仲間である組織内議員への支援もお願いしておきたい」とあいさつしました。
企業側を代表して九州電力人材活性化本部の樋口労務福祉グループ長から「労使懇談会の開催は、労使双方にとって意義深く感謝したい。川内原子力の再稼働については、原子力規制委員会から27項目42件の不備を指摘され、ご心配をおかけしている。審査終了後の手続きなど不透明ではあるが、しっかりと対応していきたい。また、平成25年度の連結決算は、電気料金の値上げなどにより昨年よりも圧縮できたが、結果的には960億円の赤字となった。九州電力は、グループ企業・関連企業に支えられている。心から感謝したい。このように大変厳しい状況にあるが労使一体となってこの難局を乗り切らせていただきたい。」と挨拶されました。
その後、第1テーマとして、労使が現状を理解することを目的に電力総連社会産業政策局小林部長から「電力関連産業を取り巻く現状と動向について」講演いただき、会社側のみなさまからは、タイムリーに貴重な情報を聞かせていただいたと感謝していただきました。
第2テーマの「安全衛生活動」は、「 2013年度 安全衛生活動報告と電力総連メンタルヘルス対策について」功野副事務局長から報告を行い災害発生防止を訴えました。
第3テーマの「ステップ連帯購買運動」は、①九電産業のリフラッシュウォーターをはじめとした「こだわり直Q便」②九電工のオリーブオイル事業③九州通信ネットワークのBBIQ事業④九電不動産の不動産事業⑤九州高原開発のゴルフ事業⑥ウオクニの食堂事業について、それぞれの労使代表者から説明と利用のお願いをいただきました。 その後、場所を移し、夕食をとりながら親睦をさらに深め有意義な労使懇談会とすることができました。