これから労組がやるべきことは? 2014「男女平等参画推進フォーラム」を開催!
【作成日:2014年12月11日】
九州電力総連は、12月6日(土)女性フォーラム終了後、2014男女平等参画推進フォーラムを、女性フォーラム参加者に単組役員・青年委員会を加えた総勢88名で開催しました。今フォーラムの開催にあたっては、県総連・各単組における男女平等参画推進活動のヒントになるものをとの思いから、他産別において、労働組合として先進的な取り組みを行なわれている“田辺三菱製薬労働組合(JEC連合)”より、「福田明子」中央副執行委員長をお招きし、「全ての人が輝く社会の為に ~職場での男女平等参画に向けて~」と題して講演を頂きました。
講演では、最初に男女平等参画の必要性・目指す方向について「社会のあるゆる分野に参画する機会が確保され、男女が均等に政治・経済・社会・文化的利益を享受し、共に責任を負う社会」であり、性別・世代に関係なく取り組むことが重要である。あわせて、世界においても高い日本の男女間格差(105位/135ヶ国)の現実にも触れられ、制度の充実だけが大事なことはではなく、職場・地域風土であったり家庭生活など、個々の意識が変わることが重要だと説明されました。
また、労働組合が未来のためにできることは何かとの話題にも触れられ、「今ある子育て・介護の支援制度は仕事を辞めずに休む制度(休む支援)である。ここで満足せず、様々な制度を利用してフル勤務で働ける制度(働く支援)を実現できないか、労使一体となって考えて頂きたい」と、今後、労働組合が取り組むべき男女共同参画推進施策について示唆も頂きました。
講演終了後は、講演を聞いて、印象に残った言葉やフレーズ、改めて認識したことをメモに記入し、参加者同士で互いへのアドバイスを行い、フォーラムを終了しました。