九州電力総連は、1月23日（土）女性フォーラム終了後、2015男女平等参画推進フォーラムを、女性フォーラム参加者に単組組合員を加えたメンバーで開催しました。

　今回のフォーラムについては、女性フォーラムとの連動並びに社会問題である少子高齢社会をどう凌いでいくのか、労働力人口の減少に対する労働組合としての取り組みに示唆を頂くべく「介護問題」を切り口に開催しました。

　冒頭、男女平等参画推進委員会を代表し、亀﨑事務局長よりご挨拶頂いた後、外部より介護問題に詳しく日本介護事業連合会の顧問でもあられる“NPO法人社会保障経済研究所”より石川和男代表をお招きし、「介護を巡る現状と、今後の取組みの方向性」と題して講演を頂きました。

　講演では、人口ピラミッドの変化（１９９０～２０６０年）をもとに、現役世代が支える高齢者人口の割合について触れ、社会保障給付費増大への対応、介護保険制度（介護職待遇）のあり方、介護離職ゼロへの取り組みなど分かりやすくご説明頂きました。最後には企業・労働組合の果たすべき役割について触れられ、今後の労使取り組みへの期待を込めて檄を頂きました。

　講演後は、「介護と仕事を両立するために　～自分ができること、求めることを考えよう～」と題し、女性委員会メンバーのリードにより参加者全員でのグループワークを実施しました。「働きながら介護を続けるためには…」「介護を語ることのできる職場に！」「チームで支え合う介護を！」など様々な思いやアイデアを口にしながら、終始和やかにそして真剣に語り合い、フォーラムを終了しました。