2月18日（土）第4回政治活動委員会終了後のユニティーホールにおいて、2016年度「政治研修会」を開催しました。
　本政治研修会は、政治情勢、政局に関する知識の習得を目的に開催しており、今回は、昨年のアメリカ大統領選以降、混迷を極める国際情勢について、メディア・政治それぞれの立場から専門家をお招きし講演を頂くとともに、組織内国会議員「浜野よしふみ」氏による国政報告を行いました。

トランプ政権下における今後の日米関係　〔NHK解説委員：髙橋祐介 氏〕
　日米首脳会談（2月10日）直後の講演という機会でもあったことから、この話題を中心にしながら現地取材の裏話も含めお話しいただいた。話題は「日米の首脳会談をどう見るか」、「トランプ政権の外交・安全保障」、「日米経済」、「トランプ政権が生み出したもの」と多岐に渡り、最後に今後の日米関係における注目点についての説明頂き講演を締めくくった。参加者からは、民主党クリントン氏敗北の要因や今後注目される米国の政治家、エネルギーを巡る日米関係などについて質問がなされた。

今後の国際情勢等〔衆議院議員：緒方林太郎 氏〕
　過去の歴史的経緯を踏まえながら、今後の国際情勢についてお話しいただいた。トランプ政権を支持する米国国民の目線からひも解く「日米の安全保障」や「通商・貿易（TPP・FTA）の展望」をはじめ、「日中韓関係」、「国際協力（PKO）に関する国会論議」、「日米原子力協定の今後」について、政治家の目線でお話しいただいた。参加者からは、民進党の意思決定プロセスなどについて質問がなされた。

国政報告〔組織内国会議員：浜野よしふみ 氏〕
　組織内国会議員へのこれまでの支援に対する感謝を述べられるとともに、国政報告として、2月15日参議院「資源・エネルギー調査会」における原子力規制委員会への問題提起や、今後の国会審議の中心となる陛下の退位に関する法整備、働く仲間の一人ひとりに関わってくる可能性のある働き方改革、電力関連では原子力損害賠償・廃炉等支援機構法と原子炉等規制法の改正案についてお話しいただいた。