単組職場訪問および第3回女性委員会を開催
【作成日:2017年03月16日】
九州電力総連女性委員会は、3月10日(金)宮崎県木城町にある九州電力㈱「小丸川発電所」並びに同県川南町「みやざきバイオマスリサイクル発電所(MBR)」に職場訪問を実施、あわせてMBRで勤務する女性組合員(九電みらいエナジー労働組合・1名)との意見交換を行いました。
最初に、太陽光発電の普及に伴い負荷調整機能として電力系統の安定に重要な役割を担っている小丸川発電所(揚水発電所)を訪問、地上から続く2kmの地下トンネルをくぐり、地下に埋設された水車発電機・変圧器・地中送電線などの設備を視察しました。太陽光発電の特徴である天候に左右される発電量に対しバランスをとるため、ダムの水を揚水(電気を使い、水を上ダムに汲み上げる)・発電(水を流し発電、下ダムに水を貯める)と日々繰り返しながら、緊張感を持って電力の安定供給を担っていると説明を受けました。
小丸川発電所を後にした一向は、隣町である川南町へ移動、再生可能エネルギーの一つ、鶏ふんを燃やし蒸気タービンにて発電する「みやざきバイオマス発電所」を訪問しました。これまで捨てられていたもの、放置されていたものを、バイオマス発電の燃料に有効利用することで環境保全に貢献するとともに、安定的な電力供給を実現する再生可能エネルギーとして注目を受けています。発電所では、施設の概要説明を受けた後、鶏ふんの受入施設・ボイラー・運転監視施設を見学、それぞれの施設で活発な質疑が交わされました。
その後、発電所内で勤務する九電みらいエナジー労組の女性組合員と意見交換を行い、職場環境や課題・電力総連への要望等について意見交換を行いました。その内容については、今後、九州電力総連執行部並びに単組とも連携を図りながら、対応を行っていきたいと思います。
翌11日(土)は第3回女性委員会を開催、1月の女性フォーラムについて振り返りを行うとともに、昨年行った提言内容の実現に向けた女性委員会の取り組みについて意見を交わし、終了しました。