魅力あるリーダーを目指して!個の変革が組織変革をもたらす ~2017 総連役員フォーラムを開催~
【作成日:2017年12月18日】
九州電力総連は12 月15 日(金)ユニティーホールにおいて、約90 名の加盟単組役員 参加のもと、2017 総連役員フォーラムを開催しました。 今回のフォーラムは、第一部では「魅力あるリーダーを目指して」と題し、株式会社 FCE トレーニングカンパニーの大戸講師を迎え、「7つの習慣」を受講しました。 「7つの習慣」とは、米国のスティーブン・R・コヴィー博士がアメリカ建国以来、成功者に関する200 年分の文献を緻密に調査・分析し、導き出した考え方で、それは個 人そして人間関係のあり方の原理原則を提唱したもので、現代に生きる我々にもひとつ の指針を示してくれるものです。
・第一の習慣「主体性を発揮する」 自己責任の習慣です。今の自分は自分の選択の結果である。逆の考え方は、うまくいかないことを他人や組織、環境のせいにし、不平 や不満を言い続ける。自分が出来ることに集中し、自らの力で結果を出すのが主体性を発揮することです。
・第二の習慣「目的を持って始める」 自己リーダーシップの習慣です。自分の軸を持ち、方向性を明確にして始めれば、はしごの掛け違いは起こりません。もともとやるべ きでなかったことを能率・効率よくやることほど無駄なことはない、と言うことです。
・第三の習慣「重要事項を優先する」 自己マネジメントの習慣です。 私たちは緊急事項に振り回されることが多々あります。でも緊急だからと言って必ずしも重要とは限り ません。緊急ではなく重要なことに時間を投入することが大切です。すると・・・、緊急且つ重要なことは徐々に減っていきます。
・第四の習慣「Win-Win を考える」 人間関係におけるリーダーシップの習慣です。世の中、競争時代。しかし人間関係においていつも相手を負かし、自分が勝っていたら どうなるでしょうか?大切な人との関係においてもそうだとしたら・・・いずれはその人との関係は破綻してしまいます。
・第五の習慣「理解してから理解される」 人間関係を築くコミュニケーションの習慣です。私たちが抱えている問題のほとんどは、コミュニケーション不足に起因します。自分 の意見ばかり主張し、相手の意見を聞かなかったら、問題解決に至るでしょうか?問題解決は相手を理解し、聴くことから始まります。
・第六の習慣「相乗効果を発揮する」 人間関係からシナジーを創造する習慣です。第四の習慣で相互のWin を考え、第五の習慣ではお互いを理解し合い、相違点を発見しま した。相乗効果とは、互いの違いを排除するのではなく、むしろ相違点に価値をおくことで、新しい価値や第三案を生み出すことなの です。
・第七の習慣「刃を研ぐ」 自己再新再生の習慣です。第一から第六の習慣を自己研鑽する習慣です。知的、肉体、精神、社会的側面を常に磨いていく習慣です。
一瞬「常識じゃないか」と思われる内容ではありますが、果たして実行出来ているでしょうか?頭では分かっていてもなかなか実行 出来ていないことを痛感させられるものでした。受講した役員からも「単組の研修でも実施したい」との声も多く、反響は大きなもの でした。受講した役員が7つの習慣を実践し、それが組織全体に広がれば、そこには素晴らしい組織が存在していることと思います。
第二部では九州労働金庫より山城専務理事及び稙田支店長(天神支店)迎え、「現状課題と 取り組み」についてご説明いただきました。九州労働金庫は労働者のための金融機関であり、 魅力ある商品が様々です。ぜひご利用下さい。