2017年度 男女平等参画フォーラムを開催
【作成日:2018年01月22日】
九州電力総連男女平等参画推進委員会は、1月20日(土)ユニティーホールにおいて組合員82名の参加のもと、男女平等参画フォーラムを開催しました。 現在、様々な場面において「働き方改革」「高齢化社会」「労働人口の減少」などがクローズアップされていることを踏まえ、仕事と生活の調和を切り口に「女性活躍の促進」「働き甲斐のある職場環境の整備」について示唆を頂くべくフォーラムを開催しました。 冒頭、男女平等参画推進委員会を代表し、亀﨑事務局長より「知行合一」の実践哲学について挨拶頂いた後、第一部では、福岡県男女共同参画センターあすばる元館長であり、九州初の女性町長(杷木町)を歴任された 中嶋玲子さんをお招きし、「ワークライフバランスと女性の活躍」と題して講演を頂きました。 講演では、自身の農家の主婦としての経験、また、町議・町長時代の経験を基に、日本の経済の発展には、女性の活躍が必要となってくる。その実現のために必要なことは人権と働きやすい環境の整備である。仕事と生活の調和がとれる社会の実現、職場における男女平等や両立(仕事と子育てと介護)支援の促進が必要であるとの示唆を頂きました。 また、女性組合員へは、女性だからと言って自分を過少評価しないで頂きたい、尻込みすることなく「私でよければ頑張ります」と一歩前に出る大切さを強調されました。
第二部では、労働協約改正に関する好事例紹介として、「母の熱意、育児時短期間延長を勝ち取る」と題して、QBSUNION吉原夏樹副執行委員長に、昨年の労協改定に伴う、経緯等紹介を頂きました。 今回のフォーラムを受講し、男女平等、労働時間短縮、育児・介護制度など、労働環境整備が必要であるとの認識を改めてした次第です。 各単組・県電力総連と連携を図りながら、引き続き環境整備の支援を行っていきたいと思います。