第31回青年フォーラムを開催! ~青年に政治への関心を~
【作成日:2018年03月05日】
九州電力総連は、3月3日~4日で「第31回青年フォーラム」を開催しました。今回のテーマは「政治」とし、九州電力総連青年委員12名が自ら選挙制度の仕組みや政治活動の必要性を勉強し、内容を企画しました。参加者は各県電力総連の青年リーダーや次期リーダーを担う人材で、今回学んだことを持ち帰り、青年世代の政治への関心を高めてくれることと思います。
冒頭、九州電力総連で組織関係を担当する、坂口会長代理から挨拶をいただき、自らの青年の経験から青年活動に対する思いを熱く語られ、今フォーラムで学んで欲しいことを伝えるとともに、来年実施される参議院議員選挙が電力関連産業にとっていかに重要な闘いか、そして政治活動の必要性を伝えていただきました。
Lesson①では九州電力総連と九州電力総連の青年活動をより深く知っていただくために、青年委員手作りの資料にて、九州電力総連の構成や役割を紹介し、青年活動ではイベントなどの写真にて活動の意義や楽しさを伝えることが出来ました。
Lesson②は今回のメインテーマである政治について、こちらも青年委員手作りの資料にて、まずは税金・社会保険料といったお金の観点から政治への関心を持っていただき、そこから選挙制度の仕組みや政治活動の必要性をレクチャーしました。特に国政選挙では比例代表制や拘束名簿・非拘束名簿など単純な投票ではないことから、“仕組みを知らないと興味も持てない”と考え、その仕組みをクイズも用いながら伝えました。
また、今回は地方議会の活動を学んでいただくことを目的とし、福岡県議会組織内議員の「守谷正人」議員にお越しいただき、組織内議員としての活動状況や組織内議員の必要性について講演いただきました。守谷議員は現在、福岡県議会の副議長を務めており、副議長の立場からの講演としても貴重なものでした。参加者からも多くの質問が出て、守谷議員も丁寧にお答えいただき、活発な意見交換にもなりました。
2日目は参加者のグループを政党に見立ててミニ国会を開催し、現在何かと話題の“働き方改革”でそれぞれのグループ政党で政策を立案いただき、最終的には投票にて最良の政策を決議しました。各グループでは独自の政党名を決定し、問題点の抽出からはじめ、いかに問題を解決するかを検討し、最終的には働きやすい環境を作るための政策を発表してもらいました。各グループで活発に意見交換が行われ、中には現実味のある政策も多くあり、若者の意見が政治を動かす姿が垣間見えたような気がしました。
青年の手作りのフォーラムということもあり、ときにはユーモアも交えながら、楽しみながら学んでもらう、メリハリのあるフォーラムとなりました。