2018年度 労使懇談会の開催
【作成日:2019年05月15日】
九州電力総連は5月10日(金)大分県由布院「七色の風」にて2018年度労使懇談会を開催しました。この労使懇談会は安全対策や春闘をはじめ、諸課題の情報交換や共有及び九州電力総連加盟単組の連携強化・労使の懇談を通じて健全な労使関係の強化を目的として、毎年この時期に開催しているものです。
開会に際して、林会長からは「安全や春闘・グループ経営の強化、そして“浜野必勝”に向けた協力のお願い」の挨拶受け、企業を代表しての挨拶は九州電力㈱BS統括本部 人材活性化本部 部長 永松達也 様より「九州電力を取り巻く経営環境の説明とグループ経営ビジョンの思い」の挨拶を受けました。
講演 「男性学の視点から考える組織マネジメント」~男が働かない、いいじゃないか~
大正大学 心理社会学部人間科学科 准教授 田中 俊之 様
「男性学」とは男性であるがゆえに抱える悩みや葛藤を対象にした学問です。一昔前と現代では主力産業の変化や個人の収入、女性の社会進出、生涯未婚率の上昇など、社会的な変化がある中、変わっていないのは「男性が働くこと=当たり前」の概念であり、また、男女の収入格差や女性管理職への偏見なども含めて、組織マネジメントをするうえでも、その概念から脱却が必要であるとのことです。言われてみれば“確かに”との内容でしたが、言われないと気付けない、そんな、まさに「目からウロコ」の内容で、大変有意義な講演でありました。
九州電力総連活動報告 「安全衛生活動の取り組みについて」 九州電力総連 副事務局長 竹本晋也
2018年度の災害発生状況と活動報告、そして2019年度へ向けた安全の取り組みと“死亡災害”・“重大災害撲滅”へ向けた思いを報告しました。また、2019年度 電力総連安全ポスターのデザイン募集で西日本プラント工業労働組合:渡邉真悟氏の作品が最優秀賞に選ばれたことを受け、林会長からその表彰を行いました。
第25回参議院議員選挙 支援拡大要請 電力総連 会長代理 大久保 章 様
第25回参議院議員選挙に向け、他産別の取り組み状況を説明され、更なる取り組みの強化、支援の拡大を要請されました。国民民主党への理解、支持が伸び悩み、今までにない厳しい状況ではありますが、労使の枠を超えての取り組みで、組織機内国会議員の議席を死守することを共有しました。