2019年度 総連役員フォーラム開催 ~魅力あるリーダーを目指して~
【作成日:2019年12月27日】
九州電力総連は12月20日(金)「魅力あるリーダーを目指して ~7つの習慣から、自分と向き合う~」をテーマに、各単組役員を中心とした86名の参加者の下、2019年度総連役員フォーラムを開催しました。
冒頭では林会長より、電力関連産業をめぐる環境は転換期に直面しているが、厳しい時こそ結束を強め、難局に立ち向かって行かなければならない。また、どんなに厳しくとも「安全と健康が最優先」が蔑ろにされることがあってはならない等、挨拶を受け、講義に入りました。
第一部 「魅力あるリーダーを目指して~7つの習慣から、自分と向き合う~」
株式会社FCEトレーニング・カンパニー 大戸 浩基 様
第一部では「魅力あるリーダーを目指して」と題し、株式会社FCE トレーニングカンパニーの大戸講師を迎え、「7つの習慣」を受講しました。 「7つの習慣」とは、米国のスティーブン・R・コヴィー博士がアメリカ建国以来、成功者に関する200 年分の文献を緻密に調査・分析し、導き出した考え方で、それは個人そして人間関係のあり方の原理原則を提唱したもので、現代に生きる我々にもひとつの指針を示してくれるものです。 2017年度 役員フォーラムでも7つの習慣の講義を受講致しました。今年度は、先に、7つの習慣の体系(下記参照)を振り返るため、一通りポイントをお伝えした後に、前回の続きで、あまり講義で触れていなかった2,3,4,7の習慣についてお話頂きました。参加者のうち、約40名の方は、2017年度も受講されており、今回で、7つの習慣の体系すべてを習得された事となります。 大戸講師より、どうしたら目的を見つけられるか、重要事項が後回しにならないようなスケジュールが作れ るか、それを誠実に実行できるかなど、習慣に対する心構えなどを伝えて頂き、最後には「早く良い習慣を身につけたものが勝ち」「習慣が運命を決める」と締めくられました。 頭では分かっていてもなかなか実行出来ていないことを痛感させられるものでした。受講した役員からも、「新しい発見が出来た。是非、企業側へも研修受講を進めたい」との声もあり、反響は大きなものでした。受講した役員が7つの習慣を単組に持ち帰り、水平展開・組織全体に広がれば、今以上の素晴らしい組織となっていることと思います。
【第一の習慣「主体性を発揮する」 自己責任の習慣】
今の自分は自分の選択の結果である。自分が出来ることに集中し、自らの力で結果を出すのが主体性を発揮することです。
【第二の習慣「目的を持って始める」 自己リーダーシップの習慣】
自分の軸を持ち、方向性を明確にして始めれば、はしごの掛け違いは起こりません。敏感に環境の変化を捉え、正しい方向に向かうには、主体的なリーダーシップを発揮しなければならないと言う事です。
【第三の習慣「重要事項を優先する」 自己マネジメントの習慣】
緊急事項に振り回されるが、緊急だからと言って必ずしも重要とは限らない。重要なことに時間を投入する事が大切。
【第四の習慣「Win-Win を考える」 人間関係におけるリーダーシップの習慣】
世の中、競争時代。しかし人間関係においていつも相手を負かし、自分が勝っていたらどうなるでしょうか?大切な人との関係においてもそうだとしたら・・・いずれはその人との関係は破綻してしまいます。
【第五の習慣「理解してから理解される」 人間関係を築くコミュニケーションの習慣】
自分の意見ばかり主張し、相手の意見を聞かなかったら?問題解決は相手を理解し、聴くことから。
【第六の習慣「相乗効果を発揮する」 人間関係からシナジーを創造する習慣】
互いの違いを排除するのではなく、むしろ相違点に価値をおくことで、新しい価値や第三案を生み出す事。
【第七の習慣「刃を研ぐ」 自己再新再生の習慣】
第一から第六の習慣を自己研鑽する習慣です。知的、肉体、精神、社会的側面を常に磨いていく習慣です。
第二部 「九州労働金庫の現状と課題について」 労金のスローガン:「つながる!」ろうきん
九州労働金庫 専務理事 高橋 和善 様
第二部では、九州労働金庫より高橋専務理事及び渡邉支店長(天神支店)迎え、「九州労金の現状と課題」についてご説明いただきました。九州労働金庫は労働者のための金融機関であり、その現状と課題を確認することで、更なる利用促進につながる事になると思われます。 働く人とつながる、地域社会とつながる、未来へつながる、ろうきんを、今後ともよろしくお願いします。