新型コロナウイルスを正しく知り、正しく恐れることが重要! ~2020年度「労使安全懇談会」を開催~(北九州総連)
【作成日:2020年08月28日】
北九州電力総連は、8月24位(月)新小倉ビル新館2階大ホールにおいて、労使代表30名参加(新型コロナ対策のため参加者を制限)のもと、2020年度「労使安全懇談会」を開催しました。
今回の労使安全懇談会のテーマは、世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルスについて、正しく知り、正しく恐れることが重要と捉え、日頃からお世話になっている、世良俊明北九州市議会議員に相談し、北九州市で陣頭指揮をされている新型コロナウイルス感染症医療政策部の責任者をお招きし、「新型コロナウイルスの現状と危機管理」と題し、ご講演をいただきました。
新型コロナウイルス感染症の基礎的な知識を学んだ後、北九州市の状況説明を受け、陽性患者の内訳で感染経路不明の割合が高くなっている(40%台)こと、PCR検査については、民間検査機関の活用等により、現在は約600件/日の検査が可能(非常事態時は1000件/日)となったことやかかりつけ医からの依頼で検査が受けられるようになる事なども紹介された。ただ、PCR検査も万全ではなく感度は70%前後、さらに抗原検査はPCR検査と比べれば50%の精度。抗体検査に至ってはキットのばらつきが大きく再感染もありうるとのことでした。
いずれにせよ、三密(密接・密集、密閉)を避け、さらに北九州市がお願いをしている5つの行動目標を心がけて感染防止に努めてほしいと訴えられました。東田様は、このような講演会を通じて多くの人に感染防止を訴えていく必要性をあらためて感じたとも話されていました。
質疑では感染者が出た場合の消毒方法、濃厚接触者の定義など数多く質問が出され、関心の高さをあらためて感じる機会となりました。
講演会終了後は、各企業から新型コロナウイルス感染防止対策と在宅勤務等における労働時間管理について発表いただき、情報共有を図りました。
その後、九州電力総連 小原副事務局長より、九州電力総連の安全衛生活動についてお話しをいただき、労使安全懇談会を終了しました。