九州ハートネット21研修会 「国際交流・農業体験研修」 開催!
【作成日:2020年10月20日】
九州電力総連は、令和2年10月16日(金)~18日(日)、9名の参加者のもと九州ハートネット21研修会として、「国際交流・農業体験研修」を開催しました。本研修は、例年九電生協の協賛のもと開催しており、今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から参加者を絞っての開催となりました。開催にあたっては「九州ハートネット21みらいへの森事業」でもお世話になっている(財)オイスカにご協力いただき、西日本研修センターにて、海外から農業等の研修で来日されている方々と国際交流や作物の収穫などを体験し、異文化や環境、食に対する知識の醸成を図りました。
海外からの研修生14名は東南アジアを中心とした全9カ国から来日し、1~2年間農業を中心とした知識を習得、帰国後は自国の発展に尽くすという大義を持って日々研鑽されています。国際交流では、その研修生の方々とのコミュニケーションで、各国の状況や環境、日々の研修内容、帰国後の展望等を紹介いただきました。また、センターでは毎朝、各国の国旗を掲げ、研修生が自国に対して敬意を表すとともに誇りを持って来日していることも強く感じました。
農業体験では、サツマイモ・里芋の収穫から始まり、葉物(ホウレン草・オクラなど)収穫、販売に対する袋詰めなど体験をしました。また、予定外で猪が罠に掛かった事により、猪、予定内の鶏の解体も体験し、「命をいただく」ことへの感謝を再確認させられました。私たちは普段当たり前に食事を摂っていますが、農家の方々の苦労や生き物の犠牲があることを忘れてならず、「いただきます」の意味を考える機会となりました。
研修の最後は、研修生の方々に教わりながら、インドカレー・マレーシアスープなど3か国の料理を全員で調理しました。日本では味わえない味覚のものもあり、こちらも貴重な体験となりました。3日間という短い期間でしたが、参加者は日本に居ながら貴重な体験ができた事と思います。 九州電力総連主催のハートネット21国内研修については、今年度を持って一次休止となり、県電力総連の各々の活動に移行致します。今後は、県電力総連ハートネット21活動に対しての参加をお願いします。