活動紹介

令和3年 新春賀詞交歓会の開催

【作成日:2021年01月07日】

新春フォーラムに引き続き開催された賀詞交歓会(式典の部)では、冒頭、主催者を代表して、九州電力総連林会長よりご挨拶がなされました。
~以下、林会長挨拶より一部抜粋~
 昨年は「コロナで始まり、コロナで終わった一年」でありました。中国発の新型ウイルスは、グローバル経済進展のなかで瞬く間に世界に飛び火し、わが国にも押し寄せてきました。そして、現代社会に計り知れない打撃を与えるとともに、行き過ぎたグローバル化への警笛のごとく、大きな課題を呈したのではないかと振り返っています。このコロナ禍は、私たちの活動にも多大な影響をもたらしましたが創意工夫をしながら産別・労組機能をできるだけ落とすことないようにとの思いで諸活動を進めてきました。皆さまのご理解ご協力に感謝申し上げる次第です。 新たな年もコロナ禍の影響は当面続くと思われますが、労使力を合わせ立ち向かっていかなければならないと思っています。
 そうした中、電力関連産業に大きな影響を及ぼした電力システム改革も、昨年4月の送配電部門の分社をもって一定の節目を迎え、次なるフェーズへと移行しています。それらにウイングを広げ挑んでいかなければならないと思っている次第です。 また、競争激化と効率化追求の中で「九電グループ経営ビジョン2030」の達成に向けた取り組みが推し進められています。それらにもギアチェンジして挑んで聞かなければとも思う次第です。
 こうした改革の時流に労働組合としても、柔軟性を持って対応していかなければなりません。 その際の「精神的な支柱」といえる3つの運動論(民主的労働運動・生産性向上運動・みらい拓く運動)をもって産別運動を切り拓いていきたいと考えています。今年も諸活動を展開し産別機能の発揮に努めて参る所存です。九州電力総連諸活動に対する変わらぬご理解とご協力を賜りますよう切にお願い申し上げます。
 最後になりますが、今年度の労働災害が高止まり傾向にあること、しかも死亡・重大災害が多発していることを踏まえ、「安全は何より優先する」を労使で今一度再確認するとともに、年のはじめに当たり「労働災害の撲滅」を固く誓い合いたいと思います。本年もよろしくお願い致します。

その後、労働界を代表し、連合九州ブロック/藤田代表幹事、電力総連/坂田会長、九州電力総連加盟の企業側を代表し、九州電力株式会社 池辺社長よりご挨拶を賜りました。 また、今回出席が叶わなかった、小林・浜野両組織内国会議員からのビデオメッセージも清聴いただき締めくくりました。
​ 九州電力総連、今年も一丸となって活動を進めていきます。本年もよろしくお願いします。