活動紹介

グループ企業・協力会社を含めた安全活動の徹底について協力要請を行う。

【作成日:2021年04月23日】

九州電力総連は、4月22日(木)九州電力㈱・九州電力送配電㈱へに対して「死亡災害・重大災害の撲滅に向けた安全管理の徹底」への協力要請を実施し、グループ企業・協力会社を含めた安全活動の徹底に取り組んで頂くよう要請を行いました。(申入書は別添資料参照)
 2020年度は“死亡災害ゼロ”・“重大災害撲滅”を目指して活動を展開しておりましたが、年度労働災害発生件数は40件(前年比+11)、昨年度は発生がなかった死亡災害が5件発生し、休業30日以上の重大災害も16件(前年比+7)発生しております。発生した災害の多くが重傷重大な災害となるなど、極めて憂慮すべき状況が続いており、産業特有である「墜落・転落」の重大災害に加え、転倒、はさまれ・巻き込まれによる災害に歯止めがかからず、休業を伴う災害が多く発生している状況です。
 2021年度も「安全は全てに優先する」を基本姿勢に労使一体となった安全意識高揚のための取り組みなどを積極的に展開して行かなければとの思いで今回の要請行動を行った次第です。 冒頭、林会長より『とにかく安全の再徹底を労使一体となって行っていかなければならない。意識面の安全の取り組みは今まで行っているが、AIやIoT技術などを活用したシステム機器の活用で新たな安全対策を検討しなければならない。今後も労使一体で共有を図り進歩・進化した安全の取り組みを行って頂きたい』と要請しました。 これに対し、九州電力㈱グループ安全統括室永松室長より、『重大災害の多くは不安全行動が伴うことが多いため、基本動作など「守る意識」と「守らせる」を徹底し、両輪での仕組みで災害撲滅を図っている。システム機器を活用した安全の取り組みは、出来ることから進めている。九州電力㈱・九州電力送配電㈱とも協力会社を含めた現場まで浸透する安全の取り組みを直接働きかけている。今後も労使一体となった安全の取り組みをお願いします』と述べられました。
​ 九州電力総連は、2021年度「安全は全てに優先する」を基本姿勢に年間を通した「安全衛生活動方針」を策定、とりわけ夏季・冬季においては安全衛生総点検の完全実施や労使一体となった安全意識高揚のための取り組みなどを積極的に展開していきます。特に“死亡災害ゼロ・重大災害撲滅” に向け、4大重大災害(電気災害、墜落・転落災害、挟まれ・巻き込まれ災害及び重機に起因する災害)防止に向けた積極的な運動を展開していきますので、組合員の皆さまにおかれましては協力会社を含めた安全活動の徹底に向けた取り組みをお願いします。