2024新春賀詞交歓会を開催する! (鹿児島県総連)
【作成日:2024年02月20日】
鹿児島県電力総連は、1月19日(金)に、アートホテルにおいて、「2024年新春賀詞交歓会」を開催いたしました。
今年の賀詞交歓会は、ご出席いただく対象者を絞り4年ぶりの開催でしたが、ご来賓を含め労使合わせて39名の皆様にご出席いただきました。
本年も、鹿児島県電力総連の活動に対し、ご支援・ご協力よろしくお願いいたします。
<鹿児島県電力総連 百武会長 あいさつ>
新年明けましておめでとうございます。日頃より鹿児島県電力総連の活動に対しまして、ご理解とご協力を賜っていることに対しまして、心から感謝を申し上げます。
昨年はコロナの感染拡大で年明けに中止判断を行いました。今年の開催について主催者側として検討いたしましたが、ご来賓を九州電力総連のみにして、またご参加いただく労使の皆様を絞って縮小開催することとしました。2020年以来、実に4年ぶりの新春賀詞交歓会になります。ご出席の皆様方におかれましては、開催の趣旨をご理解いただきお集まりをいただき誠にありがとうございます。主催者を代表いたしまして、心から深く感謝申し上げます。
今年の年明けは、元日に能登半島地震が発生し、翌2日には羽田空港での事故が発生しました。亡くなられた方のご冥福をお祈りし、被災された方にお見舞い申し上げ、1日も早い復興を願いたいと思います。
私たちは、様々な課題に直面しているところではありますが、3点に絞ってあいさつに代えさせていただきたいと思います。
まずは「安全第一」の取組みについてです。
鹿児島管内では、残念なことに一昨年、死亡災害事故が発生いたしました。再発防止対策の周知徹底も行われたところですが、改めて、労使の共通課題として、電気事業で働くすべての皆様の労働災害防止に努めていきたいと本気で思っています。
2点目は、2024春季生活闘争についてです。
電力総連の方針については、今月末に組織決定される予定です。上部団体の方針に基づき、要求方針を組織検討していますが、これも「安定供給を維持」するために、働く皆さんの「労働条件の維持向上を図らなければならない」ということが大きな目的です。
物価高騰で実質賃金は低下しており、生活も厳しくなっていることは事実ですので、いかに組合員の皆さんの生活の安定を図り、モチベーションを下げないようにするか、また、人材の確保のみならず、人材の流出に繋がらないようにするかは、今考えなければならない大変重要な点だと思います。
また、建設業における2024年問題、時間外労働の上限規制のことや、適正な価格転嫁の課題もあります。九州電力総連大の「みらい拓く運動」を加盟組合と連携し取り組みを進めていきます。
3点目に、今後の政治活動についてです。
今年4月14日に施行される鹿児島市議会議員選挙に、現職組織内議員の「三反園輝男」市議を擁立することを鹿児島県電力総連として確認しています。9期目を目指し諸活動を進めていますが、当社を取り巻く状況については、川内原子力発電所の運転延長をはじめ様々な課題が山積しているのが現状です。
私たちの声を政治の場に伝え、電力関連産業の発展と健全なエネルギー政策の実現のために全力で頑張っていきたいと考えております。
最後になりましたが、2024年が、電力関連産業にとって益々発展するとともに、お集まりの皆様方ご家族にとりまして、幸福に満ち溢れた一年でありますよう心から、ご祈念申し上げます。
また、組合としても、組合員の安心・安全のために全力で努力して行くことをお誓い申し上げて、新年の挨拶といたします。本年もどうぞよろしくお願いいたします。