鹿児島県電力総連は、１月１７日（金）に、アートホテルにおいて、「２０２５年新春賀詞交歓会」を開催いたしました。
　今年の賀詞交歓会は、ご来賓を含め労使合わせて６４名の皆様にご出席いただきました。
　本年も、鹿児島県電力総連の活動に対し、ご支援・ご協力よろしくお願いいたします。
　

まずは「安全第一」の取組みについてです。
　全国大では、死亡災害が発生しており極めて憂慮される状況です。改めて、労使の共通課題として、電気事業で働くすべての皆様の労働災害防止に努めていきたいと本気で思っています。特に、労働組合のない協力会社もふくめて、災害が発生している状況です。災害発生後の安全対策の水平展開などが重なり、作業開始前の確認項目や作業が多くなっており、ミーティングの時間が掛かっているとの話も聞こえてきます。安全のための作業や確認を行うことは当たり前のことですが、改めて、災害防止に資する有効的な対策になるよう、スクラップ＆ビルドを行うことも必要ではないかと感じるところです。

　２点目は、政治活動についてです。
　昨年４月１４日（日）に施行されました「鹿児島市議会議員選挙」において、現職組織内議員「三反園輝男」市議は、４，６９１票を獲得し、５位当選を果たすことができました。 大変厳しい選挙戦となりましたが、得票をプラスして当選することができました。電力総連の「組織力」と「結束力」の強さを、組織内外に改めて示すことができました。忙しい業務の中、ご支援・ご協力をいただきましてありがとうございました。
　今年７月には参議院議員選挙が行われます。組織内議員「浜野よしふみ」さんの必勝をめざし、各企業の労使においてもご協力を賜りますよう、よろしくお願いします。
　私たちの声を政治の場に伝え、電力関連産業の発展と健全なエネルギー政策の実現のために全力で頑張っていきたいと考えております。

　さいごは、２０２５春季生活闘争についてです。
　電力総連の方針については、今月末に組織決定される予定ですが、電力関連産業を取り巻く環境は、大変厳しい状況といわざるを得ません。 電力総連も上部団体の方針に基づき要求方針を組織検討していますが、「電力関連産業の担い手である人材を確保し、定着していかなければ、産業の存続にも影響を及ぼしかねない」との認識で、「電力関連産業で働く者の経済的・社会的地位の向上をはかるとともに、やりがい・働きがいを実感し、組合員とその家族の生活が安定・安心できる魅力ある産業の構築」に向けて取り組むこととしています。
　グループ経営が強化される中ですが、委託会社も含め、電力関連産業全体として、魅力があり、安全で、安定的に発展することが重要です。物価の高騰に対しては、物価上昇が各企業に対する締め付けとならないよう、公正な取引と適正な価格転嫁が求められています。

　最後になりましたが、２０２５年が、電力関連産業にとって益々発展するとともに、お集まりの皆様方ご家族にとりまして、幸福に満ち溢れた一年でありますよう心から、ご祈念申し上げます。
　また、組合としても、組合員の安心・安全のために全力で努力して行くことをお誓い申し上げて、新年の挨拶といたします。本年もどうぞよろしくお願いいたします。